その思いを制服に込めて
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「この国の未来のために新しい学校の制服を作ってほしい」 魔法の生地を作るぐらいしか能がない私の元にやってきた依頼は国家ぐるみの無茶ぶりだった。 学生時代の遺恨が残る織匠と仕立屋が、共同で制服を作り上げる物語。 A5・42ページ ◆公式サイト内の作品紹介ページ◆ https://snowysnow.sakura.ne.jp/contents/circle/book-intro/22_seifuku/index.htm
作品の紹介
ラスト大陸の覇権を懸けた、ノーザリア、ファイアランド、エルダーグランの三国による戦争は二年に及ぶ戦いの末に決着し、どの国も痛み分けのような結果に終わった。 一年中雪と氷に覆われたこの国、ノーザリアは日々の生活にも苦労し、故に新天地を求めて戦争したとも言われているけど、結局は元の鞘に収まることになった。 終戦から二年。 人々の生活は落ち着きを取り戻し、多くの人は前を向いて歩き始めている。 少なくとも、明日に向かって歩いている、そんな希望にあふれているように見えた。 戦時中は各地を転々としながら魔法の研究と機織りに没頭していた私も、故郷である首都アイスブランドへ戻り、そんな光景に背中を押されるかのように魔法の研究と機織りの続きに勤しんでいた。 そんなある日、その知らせは突然訪れた。 裁縫師と協力して、この国の未来を担う子供達が通うことになる新しい学校の制服を作って欲しいと。 だけどその裁縫師は、裁縫学校時代の因縁が残る裁縫師だった。 二か月にわたってWeb上で連載された小説「流浪の裁縫師」の自己スピンオフ。本編終了後のサーヤとミュゼの歩みをお楽しみ下さい。本作だけでも楽しめるように構成しています。
「流浪の裁縫師」の紹介
ラスト大陸を治める3つの国、ノーザリア帝国、ファイアランド五王国、エルダーグラン同盟。ある日、北方に位置するノーザリア帝国は大陸の統一を志し、ファイアランド、エルダーグランに戦争を仕掛けた。それを機に三国はお互いに戦争へ突入。ラスト大陸をの覇権を巡る最後の戦いが始まろうとしていた。 この物語は、ノーザリア帝国に住む二人の少女が戦争で大活躍する話………ではなく、ノーザリアの片隅で魔法の生地を作ろうとする、そんな物語である。 スピンオフ元になった「流浪の裁縫師」は全編ウェブで読むことができます。 <pixiv> https://www.pixiv.net/novel/series/1075996 <作者公式サイト> https://snowysnow.sakura.ne.jp/contents/create/novel_long/07_rurou/index.htm