大槌町 ここは復興最前線 ~そして空と海と山に抱かれた街2018~
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岩手県大槌町が東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)から復興していく姿を追った写真集です。
紙の本の完売と電子書籍のお知らせ
2021年3月13日に紙の本は完売しました。 再版予定はありません。 電子版での配信を行ってますのでよろしければどうぞご利用ください。 BOOTH https://yukimati-syuya.booth.pm/items/1987728 その他の電子書籍ストア https://snowysnow.sakura.ne.jp/contents/circle/book-intro/photo/01_otsuchi0000.htm
収録内容
2018年度終盤、大槌IC開通、三陸鉄道リアス線の開業などの写真を128枚収録。 宮古市~陸前高田市までの景色の写真を51枚収録。 シリーズ全体を通して、メディアが伝える「ニュース」ではなく、町民や技術者の日々の積み重ねに注目してきましたが、本作については、2017に収録できなかった三陸鉄道の開通(JR山田線海側区間復旧)を収録することを目的にしたこと、2018年度末に各種イベントが集中したこともあり、ニュース寄りの構成になっています。あらかじめご承知おきください。
メディアで扱われない復興現場の「今」を記録する
8年の月日が流れ、メディアから姿を消しつつあるその姿。 忘れたいと思う人、思い出したくない人がいる一方で、「今」を知りたい人もいます。ですが、その人はどうやって「今」を知ればいいのでしょうか。 知りたいのに、伝える人がいない。 それなら趣味で現場の写真を撮り続けている私が本にしてしまおう。そんな思いでこの写真集を作りました。
大槌町・町方地区の復興の歩みを記録し続けた写真
町方地区は大槌城や大槌代官所が設置されていた時代もある大槌町の中心市街地です。 本作では、2018年度の末、2019年1月から3月までの出来事、大槌ICの開通、大槌駅開業、三陸鉄道リアス線の開業(旧JR山田線の復旧)、そして2019年4月の大槌町町方地区の景色を合わせて128枚の写真で綴っています。
全ての写真にキャプションつき 復興の歩み、まちづくりを記録した資料として
私は工事の専門家ではありませんが、可能な範囲で作業内容や進捗状況をキャプションとして記述しました。 現場写真については、上町、本町・大町、末広町に分け、今回は平成最後の姿となる2019年4月を重点的に収録しました。そのほかにパノラマ写真、年表もこれまで通り収録しています。
5億年の時を刻む大地と、そこに生きる人々
日本ジオパークに登録された「三陸ジオパーク」は青森県八戸市から宮城県気仙沼市に至る広大なジオパークです。数々の不思議な地形、名勝はもちろんのこと、橋野鉄鉱山に代表される人と自然の関わりのようなものまで含まれています。 本書では三陸ジオパークのジオサイトに囚われず、岩手県沿岸南部、宮古市から陸前高田市までの名勝や景色を紹介。同じ市町村でも湾が変わるだけで景色も文化も変わってしまう岩手の沿岸を堪能してください。
本の仕様など
発行日: 2019年8月25日(COMITIA129) 大きさ: A4縦 ページ数: 72ページ(表紙4ページ含む) 作者: 鈴響雪冬 発行: 雪待終夜 表紙: 4色フルカラー 本文: 4色フルカラー 印刷・製本: 株式会社グラフィック 印刷方式: オフセット印刷(広色域印刷) 製本方式: 並製本・無線綴じ